ロードバイクのチェーンオイルって色々な種類があってどれを選んで良いか迷いますが、旅好きの方は、突然の雨でもオイルが落ちにくい「ウェットタイプ」のチェーンオイルがおすすめです!。
そんなウェットタイプのチェーンオイルのメリット・デメリットと、ドライタイプのオイルでチェーンが錆びた時の経験、チェーン掃除のおすすめアイテムをお伝えします。
ウェットタイプのメリット
理由はただ1つ、雨でもチェーンオイルが落ちにくい!というのがウェットタイプのチェーンオイルをオススメする理由です。
宿泊を伴う自転車旅行や、山の中を走るライドは、予期せず突然の大雨などに遭うことがあります。そこでチェーンオイルが雨で流れ落ちてしまうと、その後のライドに悪影響がでるため、可能なかぎり落ちにくいチェーンオイルを選ぶのがよいと思います。
ウェットタイプのデメリット
ウェットタイプのチェーンオイルを使うとチェーン関係のパーツが黒くなりやすいです。
実際どの程度汚くなるか見てみましょう!。想像以上に汚くなるので覚悟してみてください。
こちら綺麗な時のチェーンです。シルバーがとても綺麗です!。
それが走るとこんな感じになります。汚すぎる・・・。でも走行には問題ないです!。
それに雨に強いです!そうそうの雨でも落ちません。僕は3ヵ月に1回ぐらい掃除してます。
ドライタイプでチェーンが錆びた経験
先日、通勤帰りのライドで、突然土砂降りに降られ、15分程度雨の中を走った日の翌日の写真です。
チェーンが薄っすらと茶色くなっていることが分かりますか?
この状態では最低限の走行は可能ですが、トルクがかかる度にチェーンから「ギシギシ」軋む音がするので、状態としてはかなり悪いかと思います。早急に注油しましょう。
おすすめのチェーンオイル「NASKALUB」
自転車旅好きにおすすめのチェーンオイルは、「NASKALUB(ナスカルブ)」 20mlです。
昔、鎌倉に遊びにいった際に、自転車ショップ「grove鎌倉」でオススメしていたので、衝動的に購入、その後8年間使っています。
宮古島ライドも、四国ライドも、日光も、草津温泉も全部このオイルで行ってます。中には雨に降られることもありましたが、雨でもオイルがきれることがなく、自転車旅にとてもむいたオイルだと思います。
20mlで定価1,000円(@2020)と、チェーンオイルの中では高いほうですが、ウェットタイプで落ちにくく、一度にそんなに量も使わないので、一本買えば数年利用することも可能です。
チェーン掃除を楽しくするアイテム
ウェットタイプはチェーンが汚れやすいので、チェーン関係のパーツを綺麗に掃除できるアイテムも必要です。
僕が愛用しているチェーンクリーナーは「PDEROS チェーンマシン3.0」です。
スプレータイプのクリーナーもよいですが、チェーンのようなリングとリング隙間が狭いものは、ブラシ付きのクリーナーのほうが汚れをほじくりだせて良いと思います。
クリーナーの内側には、このようにブラシがたくさんついてます。
洗浄中の写真です。チェーンを挟みこんで、ペダルを回すと、真っ黒になった洗浄液がクリーナーの底に溜まります。視覚上、汚れがおちていくことが見えるので、満足度の高い商品です。
ドライタイプで旅行する場合の注意点
ドライタイプで自転車旅行する際には、旅先にチェーンオイルとウエスト(布)を持っていくようにしてください。また、飛行機輪行の場合、オイルを空輸できない可能性もあるのでご注意ください。
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